本日の来院から、コーギーのまめちゃんを紹介します。
いつも元気で病院ではフードの催促に夢中ですが(写真はともにフード催促中…)、こう見えても抗がん剤治療中なんです。
リンパ腫という犬で最も多い造血器系腫瘍で、さらにまめちゃんは今夏の発見時にはかなり進行(WHOの臨床ステージ分類でステージW)していました。
併用化学療法でも数か月で亡くなってしまう子もいる病気ですが、まめちゃんはこうして元気に年越しができそうです。
週に一回の来院と自宅での投薬という点を除いて、発病前と同じ生活を楽しんでいるまめちゃんの元気そうな姿を見るのは、私が「獣医師をしていてよかった」と感じる瞬間です。
獣医師 下沢