定期的な肛門腺絞りをしましょう2021/01/24 (Sun)
皆さんはおうちの子の肛門腺絞りをしたことがありますか?
ワンちゃんネコちゃんには肛門の両脇に肛門腺という袋があり、その中の分泌物は独特の臭いを持っています。
小型犬や太り気味の子はその分泌物を自分で出すことが難しいため、定期的に肛門腺を絞ってあげることが必要です。
絞らずに放置しておくと、分泌物が溜まった肛門腺に細菌が入り炎症を起こしたり、化膿して肛門腺が破裂することもあります。
その時には不快感や痛みから、肛門周囲を舐めたり床にこすりつけたりする仕草が見られます。
抗生剤治療や患部の洗浄が必要になるため、数日間通院をしなければならないこともあります。
一度掛かってしまうと再発率の高い病気で、治療にはワンちゃんネコちゃんにとって苦痛を伴うため、定期的な肛門腺絞りをして予防しましょう。
当院では肛門腺絞りだけでも承っておりますので、ぜひ一度ご相談くださいね。
動物看護師 渡辺