チョコレート中毒について2014/02/11 (Tue)
もうすぐバレンタインデーですね(^^)
毎年この時期になると、『チョコレートを食べてしまった』という患者さんが必ず来院されます。なぜ人間は食べても良いのに動物はいけないの??
今回はチョコレート中毒について簡単にまとめてみようと思います。
チョコレートの中には、犬にとって有害物質である『テオブロミン』という成分が入っています。『テオブロミン』は、精神をリラックスさせて、集中力を高める効果があると言われています。人間はこの『テオブロミン』を効率よく体外へ排出できますが、犬の体は代謝する能力が低く、この蓄積効果によって中毒を起こしてしまうのです。
症状:嘔吐・下痢・発熱・興奮・不整脈など…
種類によって異なりますが、体重1kgあたり約10gのチョコレート摂取で中毒をおこす可能性があると言われています。
場合によっては死に至ることもあり、とても危険です。
チョコレートを誤食してしまった際には、すぐに病院で受診してくださいね。
話は変わって、私事ではありますが、2月末ではなみずき動物病院を退職することになりました。2年2ヶ月という短い期間でしたが、患者様には本当に良くしていただき、心から感謝しております。
動物が大好きで、人とお話するのが大好きで、動物看護師という仕事に就かさせていただき、本当に充実した毎日を過ごすことができました。
またどこかで皆様とお会いする機会があった際には是非声をかけさせてください(^^)
今後共はなみずき動物病院をよろしくお願いいたします。
動物看護師 天野